相鉄いずみ野線沿線 次代のまちづくり (Future City Project=FCP) とは

郊外住宅地に活力を生み出し、
新しいライフスタイルを実現できるまちづくりを目指します

横浜市と相鉄ホールディングス株式会社は平成25年4月に「相鉄いずみ野線沿線の次代のまちづくりの推進に関する協定」を締結しました。これは、市民・地域団体、大学、行政、民間企業との協働による新たなまちづくりをすすめるためのものです。

相鉄いずみ野線が走る地域には様々な地域の資源や魅力が存在する一方で、少子高齢化社会の郊外住宅地に共通する課題があります。
横浜市と相鉄グループは、地域のみなさまのパートナーとして、地域の資源や魅力を最大限に活用し、さらに生み出すことによって、みなさまにいっそう愛される「いずみ野線沿線のみらい」を創造していきたいと考えています。沿線にお住まいのみなさまが、楽しく快適に生活できることはもちろんのこと、次代を担うこどもたちを地域で育み、成長した後にも地域に愛着と誇りを持てるような、誰もが住みたいと憧れるまちとなるようにチャレンジしていきます。
「ひと」と「ひと」とがつながり、みらいへの夢を語り、楽しく安心して暮らせるまちを一緒につくりませんか?

・いずみ野線沿線は

相鉄いずみ野線沿線には、活発な市民活動、豊かな自然と農地、多世代の文化といった地域資源があります。
各駅の開発計画や将来の神奈川県東部方面線の開業による来街者数の増加や、人口流入等による効果が期待される一方で、高齢化、若者の流出、耕作放棄地などの課題も抱える横浜市の郊外部にあたるエリアです。

・郊外住宅地について

横浜市の将来人口推計によると、いずみ野線沿線エリアの人口は今後緩やかに減少する一方で、65歳以上の老年人口が増加し、高齢化が進むとされています。このような少子高齢社会において、地域資源の活用等を通じたまちの魅力づくりや子育て世代・高齢者等への支援、地域コミュニティの活性化など、この地域での取組は日本の抱える郊外住宅地の課題解決への1つのモデルとなることが期待されています。

・市民のみなさま、大学、行政、民間企業の協働によるまちづくりです

横浜市 旭区・泉区内の相鉄いずみ野線二俣川駅からゆめが丘駅の周辺エリアを対象に、横浜市と相鉄グループの連携に加え、市民のみなさま、大学、行政、民間企業の協働によって行われる新しいまちづくりのプロジェクトです。

・いずみ野線沿線のまちづくりビジョン

次代のまちづくり(FCP)の主要なテーマである環境・超高齢化対応、地域経済の活性化を中心に、沿線の未来像を市民のみなさま、企業、行政で共有し、活動の具体的な目標と取組の指針とするためのまちづくりビジョンを作成します。

・企業が検討しているテーマについて

平成25年度中に、このまちづくりに参加している企業間で議論を交わしたうえで取り組むべきテーマを設定し、平成26年度以降はテーマ毎の具体的な取組を検討・実施してきました。
また、今後さらに暮らしやすさや、まちの魅力づくりにつながるようなテーマについて検討し、具体的な活動につなげていきたいと考えています。

・市民参加について

『えきばた会議』というワークショップ形式の市民参加プログラムを実施しました。井戸端会議のように駅の近くで地域のことを語ろうという意味が込められています。

・本エリアで計画されている駅前整備・再開発について

本取組みエリアにおいて、泉ゆめが丘土地区画整理事業が地権者の方々や相鉄グループにより計画されているほか、相鉄グループとして二俣川駅南口・いずみ野駅・南万騎が原駅・弥生台駅 各駅前地区での再開発が実施されました。

・環境未来都市からSDGs未来都市へ

環境未来都市とは環境問題や超高齢化への対応などの様々な社会的課題に総合的に取り組んで活力ある都市をつくる、国家戦略プロジェクトのひとつです。横浜市は平成23年12月に国から「環境未来都市」に選定され、「相鉄いずみ野沿線 次代のまちづくり(FCP)」の取組はこの理念に基いて行われてきました。平成30年6月には新たに「SDGs未来都市」に選定され、これまでの環境未来都市としての取組をステージアップさせ、環境・経済・社会的課題の統合的解決を図る新たな取組を進め、「SDGs未来都市・横浜」の実現を図ります。


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